|
【細かい模様のダイを上手に切り抜くコツとは…?】 |
|
細かなレースなどのダイは左図のように1回のプレスでは上手く抜きにくいことがあります。
特にカードなどに使うペーパーは硬く、厚手で表裏があるため、プレス後に専用ピンやクラフトカッターなどで押し出したり、細かく切り抜いても、写真のようにボソボソとなってしまい、上手く処理ができない場合があります。 |
|
|
|
|
|
|
|
ダイカットマシンでカットする場合、圧力が均等にかかりやすいのは中心部です。必ず配置はプレートの中心においてください。
また、ローラーに向かって進行方向上側のほうが比較的強くかかるため、上下に細かい模様がある場合は、マシンにプレスをかける際に、上下を逆さまにして複数回プレスをかけることによって、上下均等にカットできます。
素材によっては厚み調整板を加えて圧力を調整しましょう。
こちらは厚み調整板を加え、複数回プレスしたものです。
また、上に重ねるパッドをアクリル製の固いものからPVC製の柔らかいものに変えることで、ダイの刃がしっかり食い込み、切れ味がよくなります。
・小型マシン用PVCパッドはこちら
・中型マシン用PVCパッドはこちら
・大型マシン用PVCパッドはこちら
裏側の仕上がりも、左は厚み調整板を加えて複数回プレスしたもの、右は1回のプレスで圧力の調整なし、ピンで押し出したものです。ぱっと見ても仕上がりに差がでているのがわかります。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
同じペーパーでも、薄手のペーパーから、層のある厚手のペーパーなど、様々な種類があります。
それらを組み合わせることで、風合いの違ったクラフトを楽しむことができます。
少し手がかかりますが、厚みや硬さによって、プレスの回数や方向、厚み調整板や重ねるパッドの素材を変えるなど、工夫をしながら満足の行く仕上がりを目指しましょう! |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
【長いダイを切り抜くには…?】 |
|
|
|
|
|
|
|
基本的に、ダイカットマシンで使用するプラットフォーム、パッドの横幅サイズ以内(サイズ-5mm以内推奨)であればカットが可能です。
縦に長いサイズのダイを切り抜く場合は、ペーパーとダイをテープなどで仮固定し、パッドをスライドさせて複数回でカットしていきます。
1.ダイの長さに合わせたペーパーをテープで仮固定します。
2.ダイをパッドに合わせてセットします。 |
|
|
|
|
|
|
|
3.まずは上半分をカットします。
4.続けてダイとペーパーはそのまま、ペーパーが動かないように注意しながらパッドをスライドさせて、下半分をカットしていきます。 |
|
|
|
|
|
|
|
エンボスも同様です。
カットされたダイとペーパーが離れないよう、端をテープで固定し、複数回に分けてエンボスを施します。
5.カットされたペーパーとダイを固定したまま、ゴムパッドを挟み、パッドにセットします。
6.カット時と同様、上からエンボスをかけ、続けてパッドをスライドさせて、下半分にもエンボスをかけていきます。 |
|
|
|
|
|
|
|
ペーパーが動かないようにするために、テープで仮止めをしますが、接着力の強いテープや分厚いテープはカットなどが綺麗に仕上がりませんので、ご注意ください。 |